群馬アレルギー疾患・呼吸器内科病院-テーラード医療

アレルギー疾患のテーラード医療を目指して

テーラード医療という言葉をご存知ですか。患者さん一人一人にあった医療を行うという新しい考え方です。

群馬アレルギー疾患・呼吸器内科病院では、より進んだアレルギー疾患に対するテーラード医療を提供するため、全国的にも未だ一般的に行われていない検査を始めました。患者さんに臨床研究の目的、意識、プライバシーの保護などを十分に説明し、同意書にご同意下さった方に、口の中を綿棒で軽くこすり、細胞の採取をおこなっています。これは、細胞の遺伝子の一部を調べる事で、治療効果のより高い薬を選べることがわかるようになってきたからです。医薬品は人によってしばしば異なった効果を示します。この原因の多くは、人により遺伝子に小さな変化が起こっているためだとされています(この研究をゲノム薬理学といいます)。

併設する群馬アレルギーぜんそく研究所では、採取された細胞から遺伝子を抽出し、特定の遺伝子部位のみを50万倍程度に増やし(PCR増幅といいます)、最新の遺伝子診断装置にかけ、薬との適合性を調べることを可能にしました。この結果により、群馬アレルギー疾患・呼吸器内科病院では治療の整合性を確認することが出来るようになりました。より一層の研究をすすめ、群馬アレルギー疾患・呼吸器内科病院と群馬アレルギーぜんそく研究所は密接に連携することにより最新の医療を提供できるように常に努めてまいります。

今後とも皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

(群馬アレルギーぜんそく研究所専任研究員 阿部 修三)

群馬アレルギー疾患・呼吸器内科病院で医師がほっぺたの内側を綿棒で擦過して細胞を採取します

群馬アレルギーぜんそく研究所で細胞からDNAを抽出し特定DNA部位を増幅します(PCR法)

最新の遺伝子診断装置でDNAを解析し群馬アレルギー疾患・呼吸器内科病院に報告します

ほっぺたから採取 DNAを倍増 DNAを解析
アレルギー患者DNA解析し適合する薬選択
(毎日新聞)
テーラード医療 DNA分析で体質に合う薬
(上毛新聞)